利点・欠点を、当院の見解も含めてご紹介いたします。
MERITメリット
- 目立たない
- 人に気付かれず矯正治療ができる
- 食事(食材や料理の種類)に制限がない
- 食事や歯磨きの際には取り外しができる
- 清掃性がよい(衛生的に歯並びの矯正治療ができる)
- 痛みが少ない(極端に1本の歯に力が入ることがない為)
- 歯の移動に無駄な動きが無い(歯の1回の移動幅はアライナー毎に0.25~0.3mm)
- 前歯の部分矯正に適している(気になる部分だけのちょっとした矯正であれば、短期間、低料金で治療をうけることができる)
- 矯正装置の見た目に抵抗が有る患者さんに対して有効
- モニタ画面での術前シミュレーションで、事前に歯の移動(動き)が視覚的に確認できる
- 固定式の装置と比較すると、矯正治療中のむし歯や歯周病のリスクが低い
- 金属を使用しないため、金属アレルギーの心配がない。
DEMERITデメリット
- 適応できない症例がある(どんな症例でも適用できるわけではない)
- 例えば、重度の不正な歯並び(ひどいガタガタ・でこぼこの歯並び)には適応しない
- 規定の時間(マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置(インビザライン)のアライン社の推奨が1日22時間以上)、使用し続けなければ治らない。会食が多い人などに不向き
- どんな症例でも理想的に治療できるような完全無欠の装置ではない(治療の精度は、確実に進化し、適応範囲も広がりつつあります。)
- 10代前半の成長期にある患者さんには適さない
- マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置(インビザライン)での矯正治療しか経験が無いドクターの場合、治療が失敗した場合に、一般的な矯正治療でフォローする技術が無い
- 下顎が小さく、咬合力(噛む力)が弱く、顎の位置が不安定な症例には適さない
FROM THE DOCTOR矯正歯科医より

当院の見解「清掃性がよい」
特にマウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置(インビザライン)のよいところは清掃性です。
従来のブラケットによる矯正治療が終わった時には歯磨きの難しさから歯肉の腫れを起こしている事も多いのですが、マウスピース矯正では歯肉の腫れは殆ど見られません。