日本での見えない透明なマウスピース矯正装置のシェアNo.1はマウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置(インビザライン)です。
そして、それに続くのがマウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置(アソアライナー)という装置です。
見た目は似ていますが、その製造過程は大きく異なります。
マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置(インビザライン)は、そもそも技工所に模型を送らず、精密なシリコンで採得した歯型、写真、レントゲンを米国へ郵送します。その歯型をラボのコンピューターでスキャンします。その情報を元に、ドクターとエンジニアがWEB上で連絡をとり、治療計画から装置の作成まで、全ての作業をコンピューターで行っていきます。
マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置(アソアライナー)は採った歯型に石膏を流し、模型にして技工所に送ります。この模型の歯を1本1本バラバラにして、歯科技工士が手作業で綺麗に並べていきます。マウスピース作成前の確認は、歯科医師と技工士がWEB上で行い、不都合があれば修正してもらいます。
▲最初の歯並びから術後の歯並びまで、上記は半年くらいの期間です。
少しずつ歯を動かしています。
マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置(インビザライン)がスーパーデジタルとすると、これに対するマウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置(アソアライナー)は、かなりアナログですが、歯科技工士による手作業による精度の高い装置が実現できるとも言えます。
どちらの装置でも歯並びは綺麗になりますが、症例によってはどちらが向いている、というのがあります。お気軽にお問い合わせ・ご相談ください。