• インビザラインG5が発表されました

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    インビザラインG5は、インビザラインで過蓋咬合の不正咬合(咬み合わせが深い症状の歯並び)治療の向上を目的として開発されました。

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    過蓋咬合を理想の状態に改善することは臨床上求められてきたことです。アラインテクノロジーでは、過蓋咬合治療における臨床結果の向上の取り組みとして、このたびインビザラインG5を開発しました。新しいスマートフォース機能はスピーの湾曲のレベリングが達成されるようデザインされ治療の予測実現性を向上させます。小臼歯に設置される新しい過蓋咬合用最適アタッチメントは前歯部の圧下時のアンカレッジとなります。小臼歯の挺出時には過蓋咬合用アタッチメントのアクティブサーフェスがスピーの湾曲のレベリング達成のため、挺出の力が加わるように作用します。

    インビザラインG5は前歯部圧下のコントロールにも対応しています。バイオメカニカルテストではアライナーによる圧下の力は、必ずしも歯牙の長軸方向へ生じていないことが示されています。インビザラインG5ではアライナーの舌側面に新しくプレッシャーエリアが導入され、圧下の力が前歯の長軸方向へ向かって生じるようデザインされたことで前歯の圧下における予測実現性がさらに向上しました。

    臼歯部の咬合力が小臼歯の挺出および過蓋咬合の改善を阻害する場合があります。インビザラインG5では過蓋咬合の治療効率を高めるよう臼歯部を離開するためのフレシジョンバイトランプが導入されました。フレシジョンバイトランプは上顎のアライナーの舌側面に設置される突起物です。前歯部にコンタクトを作り臼歯部を離開するようデザインされ、望ましくない臼歯部の咬合力を取り除きます。新しいバイトランプは患者さんの歯の形態に合わせてカスタマイズされオーバージェット量に応じて奥行きは最大3mmとなります。バイトランプの位置は前歯部のコンタクトを維持するため治療ステージごとに自動的に調整されます。

    インビザラインG5はアラインテクノロジーの次世代の技術革新であり、過蓋咬合において先生方がよりよい臨床結果を実現できるよう開発されました。